どうも。サイです。
今日はFXにおけるトレンド発生のメカニズムについて解説していきたいと思います。
これを知れば、トレンドだと勘違いして失敗することがないので、ぜひ参考にしてください!
トレンド発生のメカニズムを知らないと、伸びずに終わる
こんなことありませんか?
・ブレイクしてチャンスと思ってエントリーしたら、急激に戻された
・トレンドの押し目だと思ってエントリーしたら、訳わからない動きになった
これは、トレンドの発生メカニズムを知らず、レンジにハマっている証拠です。
そう、あなたのそのエントリーはレンジ内の動きに騙されているだけなのです。
それなのに、トレンドのマインドで挑んで、利益を伸ばそうとしてもあっという間に逆の動きになるのです。
これには私も相当引っかかりました。
どれだけ大損を繰り返してきたことか(笑)
なので、トレンドが発生しているのか、それともレンジ内なのかを見極めるのがトレードにおいては重要なのです。
今日はそこの解説なのです。
トレンドの発生要因は上位足のレンジブレイク
結論から言うとトレンド発生は上位足のレンジブレイクによって発生します。
1分足でエントリーされているなら、15分足のレンジブレイク。
1時間足なら日足のレンジブレイクです。
この上位足のレンジをブレイクすると大きな伸びが期待できるトレンドが発生します。
そこがトレンドを狙うチャンスなのです。
例を挙げると、下の2021年3月2日のゴールドチャートを見てみましょう。
下は1分足チャートです。
レンジの赤枠を下にブレイクしているのが分かりますか?
そこから大きなトレンドが発生しています。
15分足で同じ日のチャートを見てみると、以下の通りです。
赤枠レンジの下を突き出て、大きな陰線でトレンドが出ているのが分かりますね。
私もここをエントリーしてとっています。
ちなみに、15分足ではブレイクする前に上に少し突き出ています。
これは、一度頭を振ってから、レンジブレイクする予兆です。
野球のバットを後ろに振ってからスイングするようなものです。
1分足だけだと、上にブレイクしたと思ったらたいして伸びずに下に行きます。
今までのトレンドが下向きであること。
GMMAでは青の長期線で抵抗となり落ちる可能性があること。
レンジは頭を振ったら大きくブレイクすること。
を把握していれば、1分足でも上にブレイクした部分を限定的に取って、下に行ったらさらにショートするというのもありです。
ちなみに私も上を微益だけ取って、下で大きく取りました!
トレンドと勘違いするレンジとは?
トレンドは上位足のレンジブレイクで発生すると言いましたが、1分足なら、1分足の小さなレンジがあるじゃんと思うかもしれません。
確かに、小さなレンジをブレイクしてもちょっとした伸びは期待できます。
しかし、エントリーする時間軸だけの小さなレンジでは小さなトレンドしか生まれず、上位足のレンジに飲まれて、結局大きな逆戻りになってしまい、利益も少ないし、損切にも合いやすいというなんとも優位性のないエントリーになります。
つまりはトレンド初動でないので注意しましょう。
ただし2つ良い場合があります。
1つは1分足でエントリーしている時、1分足の小さくて長いレンジがあるならば、大きなレンジブレイクの伸びが期待できるため、そこだけ狙う場合。
もう一つは、トレンドが発生している中で1分足のレンジが発生している場合です。
トレンド発生中のレンジは時間的調整の意味合いが強いため、再びトレンドの方向にブレイクする確率が高いです。(ただし、波動後期かどうか注意!)
こうした場合は有効だと知ってください。
以上、トレンド発生のメカニズムについて解説しました。
これを知れば、トレンド発生の見極めスキルが身につき失敗が減ります!
ぜひ参考にしてみてください。